聖刻
お久しぶりです。
最近は魔導、征竜の横行が激しく、これ以外のデッキが勝てる要素となるところが永続カード(王宮の鉄壁等)だけとなっており、従来のデッキに人権が与えられていない、というのが現状となっています。
私は最近魔導を使用しているのですが、個人的にはやっぱり楽しくないです。
フリーのときもだいたい魔導、征竜の2つで対戦していても飽き飽きしてしまうので新しいデッキを作ることにしました。
そのデッキは題名にもあるように聖刻です。
所詮はお遊びというのが現状…
ですが、やるからには勝ちたい！
とりあえず対魔導、征竜というのを意識して本来の動きをなるべく壊さないように…壊さないように…と構築はしてみました。
落ち着いたらDO形式に書き直します。
モンスター
アセト3
ネフテ3
シユウ3
トフェニ3
エレキテル2
ヴェーラー3
G3
バトルフェーダー3
ドロール3
レダメ
オネスト魔法
大嵐
死者蘇生
聖刻印2
聖杯3罠
王宮の鉄壁3
リビングデッド2
神の宣告
神の警告
こんな感じになってます。
デッキの約半分が魔導、征竜へのメタとなってます。
細かい採用理由を書いていきたいと思います。
〜手札誘発〜
聖刻というデッキはモンスターの多段階の攻めでの展開が主になっており、その性質上の問題で罠を多く積むことが困難となっています。
そこで広い範囲で見ることのできる汎用性の高い各種手札誘発、
エフェクト•ヴェーラー
増殖するG
ドロール＆ロックバード
バトルフェーダー
を採用しました。
1.エフェクト・ヴェーラー
言わずとも知れた万能カード。
各種デッキを広く見ることができ、ピンポイントで当てればそこで展開がストップ、なんてことも珍しくなく、時にはチューナーとなり大活躍。
聖刻においてはシンクロでブラックローズを出すこともできます。
2.増殖するG
これも言わずもがな。
対魔導には効力をあまり発揮しないが、対征竜となると一転、相手の展開を阻害しつつこちらにはアドバンテージが生まれるスーパーカード。
征竜側が突っ張って展開してきても後述するバトルフェーダーを引き込むことで否し返しに展開することができます。
3.ドロール＆ロックバード
主に対魔導です。
先行で神判、グリモの王道の流れを唯一止めることができます。
聖刻は通常召喚権を使用する機会がかなり少なく、軸となりうる「聖刻龍 トフェニドラゴン」「聖刻龍 アセトドラゴン」からの展開が大多数を占めています。
その中でも通常召喚権を使用し展開できるパターンがアセトドラゴンのみとなっており、今魔導に搭載されているジョウゲンに完封されてしまう恐れがあります。
特に神判から守備表示で特殊召喚されたジョウゲンは、モンスターのみではアセト通常召喚からのアタックオネストなんていう何ともアド損な動きしかできず、ここにゲーテをあわせられてしまうと目も当てられません。
この流れを断ち切るカードは絶対に必要だと思い3枚採用にしています。
征竜にも効果的！とまでは言えませんが、刺さらなくもないというカードです。
なんだかんだで発動できる機会は多いんじゃないでしょうか？
4.バトルフェーダー
最近はあまり見ないカードだと思います。
何故 バトルフェーダー>速攻のかかし なのかというと、簡単に言えば「召喚権の付属」です。
先述した通り聖刻には展開のスタート場所と言うものがあり、その起点が2枚の聖刻であるアセトドラゴン、トフェニドラゴンです。
例えば初手が
ネフテ、ネフテ、シユウ、シユウ、ヴェーラー
だとしましょう。
このままでは、トフェニ、アセト、聖刻印を引くことができないと動くことができず、ヴェーラーをセットし次のターンに生き残ったヴェーラーをリリースし出す。なんていう残念なことをしなければなりません。
現環境ではセットなんてしようものなら、好き放題動かれ、返すことのできない場が作られ負け、最悪は返しのターンに殺されるなんてことは想像の範疇です。
ここで役立つのがバトルフェーダー。
これなら次のターンに生き残ってる確率が極めて高く、場に特殊召喚されるので次のターンから展開を補助してくれます。
アセトもトフェニも聖刻印もバトルフェーダーも引けなければどうしたらいいか？なんて考えてしまう方も多いかもしれませんが、その時は紛れもなく「負け」でしょう。
展開を補助できるカードは一部を除き限界まで積んでいます。
この場合でもバトルフェーダー3、アセト3、トフェニ3、聖刻印2と十分数はあります。
引けなければ負けなんてどのデッキにもあり、カードゲームという運用素が強いゲームにはつきものです。
大切なのはいかに引く確率を上げるか、ということだと思います。
〜禁じられた聖杯〜
このカードは3枚搭載しています。
これは「ジョウゲン」このカードの存在が全ての理由となってます。
ここも先述しましたが、ジョウゲンを倒すことができないとほぼ詰みなのです。
デモンズチェーンの採用も考えましたが、やはり「すぐに打てる」という速攻魔法の大きな利点には勝れませんでした。
両方積むというのが理想なのですが…
しかしこの聖杯、他のデッキに対しても意外と役立つことが多く、ヴェーラーの補助的な役割の他、おまけ程度ですが本来はキルできないラインの展開も聖杯の400パンプでキルライン到達なんでこともあったりします。
アセトに聖杯を打つと攻撃力が一時的に2300になるということも覚えておいて損はありません。
〜王宮の鉄壁〜
このデッキにおける最強カード…は言い過ぎですが対魔導、征龍における最強のメタカードです。
魔導はメインでサイクロンが搭載されている例が非常に少なく、先撃ちさえ成功すれば破壊できるカードが入っていません。
この一枚で腐るカードが
ゲーテの魔導書
ネクロの魔導書
ジュノン
と、デッキの鍵となっている部分が完全に封じ込めることができてしまいます。
ネクロの魔導書が使えないのも大きく、一度ジョウゲンを倒すことに成功すれば二度と場にもどってくることができなくなります。
そして特にゲーテの魔導書が使えなくなるというのはかなり強く、展開を阻害、および除去できるカードがなくなるのでかなり楽に戦うことができます。
ここを封じれると相手の動きもかなり制限されるためこちらの動きのほとんどがだだ通りになります。
征竜に対する鉄壁の効力にも目を見張るものがあります。
子征竜を除く全ての征竜の特殊召喚効果には同属性かドラゴンを除外するというコストがついており、鉄壁が擁立すると子征竜からの展開のみが主となりこちらにおいても相手の動きに大きな制限をかけることが可能となります。
対両デッキともに展開速度や、こちらの展開に対しての妨害に枷をかけることができかなり有効な一枚です。
生まれたスキを生かし一気に勝負を決めましょう！
〜リビングデッドの呼び声〜
正直いうと仕方なく採用しました。
というのも、かなり前ですが制限改定でレッドアイズダークネスメタルドラゴンが制限となり、聖刻にも展開力の減少が余儀無くされてしまいました。
初期の聖刻は3枚の聖刻龍で5体展開から総攻撃力10000overのハイパーオーバーキルができていましたが、現在の聖刻は3枚から繰り出される総打点は8100で展開も3体と矮小な展開となりました。
そこでリビングデッドでの打点の底上げを図り、一気にキルを狙います。
展開力を補助が主で、聖刻2枚でも蘇生カードがあることでワンキル圏内に突入します。
さらに墓地にいる手札誘発を引っ張ってき、無理やりリリースして展開というパターンも少なからず起こります。
メインのサイクロンも少ないので少しでも有用に使えるかなと思いました。
長々と説明してしまいましたが、基本的には当たり前なことが多いかと思います。
誰でもしってるわ！！なんて項目も多いとは思いますがもう一度自分に言い聞かせるように書いてみました笑
魔導や征竜に勝てる聖刻！！なんて大々的に言うことはできないですが、聖刻を愛してやまないという全国の聖刻フリークの皆さんに
、現環境で使うなら…という一つのアイデアとなれば幸いです。
